松の剪定は小枝が多いうえに一カ所から出る芽の数も多く時間がかかります。無理に刈り込んだりすると形が崩れたり枝が枯れこんだりします。樹形や枝を見て丁寧にハサミを入れ仕立てます。
庭木の病害虫防除のため消毒を行います。春から夏にかけて病気や害虫によって薬剤も異なります。基本的に春先には冬眠から動き出す害虫に向けて防除のために薬剤散布、害虫を発見してからすぐにその害虫に向けて薬剤散布を行います。その年の気候のせいで発生する害虫の種類や量などが変わります。
三重公園のポプラを高所作業車、ラフタークレーンを使って伐採しました。
枝を払い幹を3回に分けてクレーンで吊りながら伐採しました。
樹高は25m程度で幹周が250cm程度あり、大掛かりな作業になります。
5本伐採しすっきりしました。
里山のスギのように、木が大きくなる前に間引くことも必要かもしれません。
大きければ大きいほど伐採費用が跳ね上がります。
城山公園南側にある高さ20mほどのクヌギとケヤキを半分以上低くする特殊剪定をしました。
下が階段になっているので高所作業車、クレーンなどは入れません。
ロープクライミング使った特殊な方法で剪定しました。
階段から人力で運び出すので幹を切り刻みます。
高さ半分ほどに切り景色が変わりました。
大きくなりすぎた木は雪が降ると枝を落としたり、凍った雪の塊が枝ごと落ちてきたりと危険な場合があります。
何かが起こる前に対処することが大切です。
ヒマラヤスギ高さ25m程度、幹周212cmありました。
高所作業車を使用しながら2日間かけ地面から1m程度まで幹を切ったあと、バックホウで伐根作業開始です。
幹の周りを1m掘り下げ直径20~30cmある根をひとつずつ切っていきます。
伐根作業は3日間かかりました。
高木は何をするにしても手間がかかります。
きれいに根がとれ一安心です。
ヒバに続いて杉の伐採です。
15m程度ありすぐ横にはブロック塀があり、電線も両脇に通っていて上から枝を落としにくい場所です。
お隣の敷地をお借りしました。
気を遣いながら枝、幹を落としました。
境界際に大きな気があると作業手間が増えます。
大きくなりすぎないうちに定期的な剪定で小さくまとめておくと伐採の時には手間もかかりません。
寒い日が続きますが、城山公園の松の剪定を行っています。
自然樹形なので庭木の松剪定とは違い、それほど枝を抜かずにそれほど切り詰めません。
松の剪定は上下から枝の向き、重なりを確認し、また遠くから全体のバランスを確認しながら枝を抜きます。
自然樹形でも庭にある松でも変わりませんが、細かい枝がたくさん出るのでなかなか手間のかかる木です。
1ヶ月ほど前に樹齢30~40年のイチョウを伐採しました。
秋には黄色く綺麗に紅葉し、実を付けいていたイチョウですが、隣にある駐車場の為にと、伐採しました。
施主さんはお酒とお米を用意し、伐採前にイチョウに感謝の気持ちを込め、手を合わせられました。
落ち葉が邪魔、実が落ちてきたない等、人の身勝手な理由で切られてしまう樹木は、少しかわいそうです。
また、他の現場で大きな桜、栗、アンズ等の伐採、伐根をしました。
伐採後、敷地が広くなり明るくなったように感じました。
最近は日本庭園という昔ながらの庭を持つ親から世代交代し、今までの大木は邪魔になり、さら地、駐車場、子供の家を建てる等の理由で庭、古木を伐採される方が増えています。
時代の流れなのでしょうが、風情のある庭を壊すのは忍びないですね。
伐採の工事です。
大きなサクラの木、柿、アンズ等広い敷地を更地に近い状態まで綺麗にしました。
広く明るくなりました。
伐根まで完了し、とても喜んで頂きました。
適度な太さの幹は、薪にするという事で置いてきました。
薪ストーブが流行っていますね。
大きくなったクルミの木。
この時期、アメシロが発生し葉を全部食べてしまいますね。
2階の屋根の下まで切って欲しいとのこと。
バッサリと半分以上切りました。
大きくなりすぎると手に負えなくなり、風通しが悪いと虫も発生します。
2~3年に一度でもいいので、お声掛けくださいね。
今回のお仕事は白馬村です。
境界線を越えてお隣の敷地にカツラの枝が出ています。
境界線上でバッサリと切って欲しいとのこと。
白馬村は涼しくていいですね。
朝露に濡れながら、境界線上で枝おろしをしました。
隣から見ると何もなく見えますが、家から見ると普通です。
境界線で一番困るのは竹、笹等ですね。
掘って根を取り除くのですが、取りきれないとまた繁茂する。
そしてまた、掘って根を取り除く。
この繰り返しです。
特に隣の敷地から竹の頭が出ようものなら、イザコザに発展しかねません。
要注意です。
5年ほど前に一度剪定したお宅です。
バッサリ切って欲しいとのこと。
伐採した木もありかなりのゴミの量がでました。
まるっきり景色が変わり、さっぱりとして窓に光が入るようになりました。
定期的に剪定に入らないと木の形も崩れてしまいますし、剪定する手間もゴミの量も増えてしまいます。
最低1年に一度は剪定したいですが、どうしてもというなら1年おきくらいでしょうか。
木の種類によっては形が崩れてしまうものもあるので1年に1度は少しずつでも剪定したいですね。